北鎌尾根

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    久しぶりに、山の話です。

    懐かしい山の映像がありました、槍ヶ岳の北鎌尾根。

    この映像は夏山ですが、私が登ったのは雪と氷の世界、厳しい時期でした。

    この山を登ったのは20代の若い頃。

    本当に死にかけた山ですのでよく覚えています。


    近代登山の黎明期に数々のドラマを生んだ槍ヶ岳北鎌尾根。
    山を志す者であれば、この峻険な岩稜の踏破に憧れを抱かない者はいないと思います。


    稜線を登り始めた時、雷鳴とともにあられが降り始め、頬や毛髪に静電気を感じあわてて岩陰に身を伏せた。

    雷雲の真っ只中にいたらしい、稲妻と同時に雷鳴。

    直撃を食らわないように祈りながら、かなりビビった。

    この時期に雷とは、異常な天気でした。

    無事に帰れるのか?


    独標と言う場所でしかテントが張れる場所がないのですが、行きつかなかった。

    テントをひと張りできる突き出てた平地を何とか見つけて幕営。

    周囲は絶壁。

    各自ザイル確保しながら野営しますが、全身横になれず足は絶壁に投げ出して寝た。

    夜半、風雪強くなり、テントごと足が浮き上がって眠れず朝を迎えてしまった。

    テントごと飛ばされそうな強い風は、恐怖でした。

    深い暗い谷底からゴーゴーと音を立てる風音は今でも覚えています。

    北鎌尾根はゴジラの背びれのような岩壁が登っても登っても続く、左右は吸い込まれそうな深い谷。

    朝から岩を登り続け、気が休む暇もありません。

    お互いザイルで結びあっているので、もし相方が右の谷に落ちたらすぐに左の谷に飛び降りて確保。

    谷底まで、1000丹幣紊老擇ある深さです。

    映像を見たら、様子がわかると思います。

    よく生きて帰って来たと今でも思います。

    実は、雪山に登ったのはこの北鎌尾根が初めてでした。

    アイゼンでの岩登り練習を数回やっただけでした。 

    フリークライミングを結構やっていたので岩登りには自信がありましたが・・・今覚えれば無謀な登攀でした。

    登攀道具・テント・寝袋・ザイル・食料・その他、装備の重量は約60繕瓩ありました。

    この山登りが、その後の登山に大きな影響を与えてくれました。

    それから、単独登山を行うことで山登りの世界を広げて行ったきっかけにもなりました。


    何度か死にかけた事はありましたが、乗り越えることが山登りのだいごみでしょう。

    あきらめたり、途中でやめたら死ぬだけですので逃げられません。

    最後まで頑張って生きて帰る・・・これは鉄則です!!

    しかし、山は乗り越えても、人生を乗り越えるのは大変だー。 ^^;


    夏山ならまた登りたいですが、今は、体力的に無理かな? 



    若い頃に頑張って山に登った事・・・今はいい思い出です。 ^^






    とらひげ



    日向山

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      今日は、家でゴロゴロ。
      そして、午後から武川の現場を見に出かけました。
      いい天気です。
      帰りに少しドライブしてたら日向山の登山口に到着。
      衝動的に山道に入ります。
      なんの準備もなく手ぬぐいと携帯だけ持って登ります。
      始めは、まだまだ余裕。
      おぉー若い!
      登り始めの時間は午後2時過ぎでした。
      快適に登りますが、だんだんペースが落ちる。。。
      子供連れの家族がおおく、人気の山なのがすぐにわかります。
      みんな下山の方ばかり、時間も時間ですので登るのは私だけです。

      とっても快適な登山道です。
      だんだんと、呼吸も落ち着き、歩くペースも保てるようになりました。
      昔の歩き方が少しづつ蘇って来たのか?

       
      山ガールもおおかったな!
      最近、山ガールが増えて来ていると聞いてはいましたが、いたいた!

      写真のような登山道を歩き、約1時間で頂上です。
      そして、急に景色が、バーンと開きます。
      ワァーオー!
      八ヶ岳が一望だ!!
      凄い景色に大感激!

      これくらいの登山なら、練習がてら時々来ようかな、、、。
      景色も最高だし、1時間で頂上だしね!

      白い砂で覆われた日向山。
      不思議な景色です。
      足を踏み外せば谷底に転落、少し気をつければいい景色。
      写真には撮りませんでしたが、かなり谷が深い。



      獣の足跡が赤い筋でどこまでも続きます。
      見ずらいですが、その上に人間の登山道が並んで続きます。


      八ヶ岳の頭に雲の帽子が、、、
      全景が見たくて雲が去るのを待ちます。
      なかなか雲が動かない、本当に動きません。
      根気比べです。


      木陰で寝ころびながらズゥーと待ちます。
      景色がいいので飽きることはありません、いい時間です。
      4時頃になると、頂上は私一人だけ。
      この景色を独り占め、最高です。
      静かです、遠くから滝のような激しい水音だけが聞こえます。
      その下は、サントリーの白州工場が見えました。
      なるほど!

      2時間待ちましたが、雲はびくとも動かない、、、なんでや?
      そろそろ帰らなくては。
      帰りの山道が暗く、熊との遭遇を避けなければ!
      登山道はたぶん誰も歩いてはいないでしょう。

      何気なく登った山で、いい一日を過ごすことが出来ました。
      山はいいね!
      今度は、ビールとラーメンを持って登ろう!
      昼寝をしながら過ごすにはいいところです。



      とらひげ

      山の話。 NO、1

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        「孤高の人」 新田次郎
        昭和初期の日本登山界に不滅の足跡を遺した登山家の小説です。
        彼は不世出の登山家で、日本の登山家を山にたとえるとすれば富士山に相当するのが加藤文太郎です。
        いつも単独行動の彼が無謀な計画に引きずられ、厳冬の北アルプス北鎌尾根で消息を断ってしまったのです。
        この小説との出会いが私の人生に大きな影響を与えました。

        27年前になりますが、バイクで日本中を旅している時の話になります。
        その日は、能登半島・富山・糸井そして信州白馬に到着。
        真夜中になんとか着き、道端にテントも張らずそのまま寝袋でゴロリ。
        握り飯を食べながらまわりの様子をうかがいます。
        虫の音だけが聞こえる静かな道端でした。
        その日は星空がとてもきれいで、白馬岳がクログロと高くそびえ立っていました。
        寝ながら白馬岳の稜線を見ていると山小屋の灯りが見えたのです。
        とても不思議な光景であんなところに山小屋と思いながらずぅ〜と灯りを眺めていました。
        真夜中ですが山の存在感の大きいこと!
        朝になって山との御対面が楽しみで意味もなく興奮していました。

        朝、太陽が容赦なく眠い顔を照らします。
        たまらず起き上がるとそこは田んぼ。
        目の前で農家の方が朝から野良仕事です。
        私を見て笑っていたので、私も照れ笑いで返します。
        そして、白馬岳・・・すごい!
        白い雪をのせて遠くに雄大にそびえ立っていました。
        そして、今日の準備です。
        白馬岳を見ながらご飯炊き、今日一日の食糧となる握り飯を作るのです。
        お金がないので、朝作った握り飯だけが今日の食べ物です。

        バイクにまたがり、白馬岳の登山道まで走らせます。
        登山道の入り口にバイクを止めて山道を歩くと小屋があります。
        そこにはたくさんの登山客が準備をしていましたが、
        私の格好をみんな不思議そうに見ていました。
        また登山道を登って行くとそこは雪景色です。(不思議?)
        この季節に山の谷から頂上まで真っ白な雪渓。
        空気はひんやりと冷たい、気持ちいい〜!
        白馬の大雪渓は万年雪で真夏でも消えません。
        当時は、この大自然の大きさと不思議にビックリ!
        この白馬岳が、のちに私にたくさんの出会いを与えてくれます。

         (続きは、超〜暇な時に書きます)


        とらひげ

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