FOLKLORE IS ・・・!
フォルクローレとは。
フォルクローレと聞けば
リャマを追い、高山の岩がゴロゴロした道を歩きながら
空の近い集落で、トウモロコシやジャガイモを育て
色とりどりのポンチョを着てコカの葉を噛み、歌い、踊り、奏でる
そんな音楽を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、実際のところフォルクローレとは、『フォークロア』の意味。
アンデスの音楽だけを指さず、民族的・土着的など
むかしむかしからその土地に伝わってきたものを示す言葉なのです。
言ってしまえば日本の童謡や地域ごとの昔話などもフォルクローレだったりするのです。
では、私たちが今フォルクローレとして認識している音楽とは?
実は4~50年前に出来た比較的新しい音楽で、商業を目的として発展した音楽であり、本来アンデスの高山で奏でられていた音楽とは本質的には違うと言えます。
しかしその礎には
インカ帝国にたどり着いたスペイン人が持ち込んだ音
移住してきた白人、黒人が南アメリカで作り上げた音
そしてアジア大陸に祖先を持つ先住民が言葉代わりに交わした音
それらが楽器・リズム・音階として融合した『音』があります。
日本人が聞くと、珍しい、でもなんだか懐かしい!と感じるのも頷けます。
様々な音を祖先として、発展し続ける音楽。
それが現在広く知られている『フォルクローレ』です。
YAH*
- 2008.12.09 Tuesday
- ラテン・アメリカ
- 22:17
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- by ピミエンタ